コレピクドッター(専用ドット絵作成ソフト)を使用するにあたって、
初心者がとまどったり疑問に思いそうな質問とそれに対する回答をまとめてみました。
私はヒューマンバランスの中の人ではないので、ドッターの使い方について
直接質問を受けることはほとんどありませんが、
他の方の日記でチラ見したり、私自身が少しとまどった点などについてまとめました。
ドッターの使い方について、ここにない疑問・質問があれば、
掲示板の方にでも書いていただければ、 わかる範囲でお答えします。
目次
スタートメニューの「コレピク」というグループ内にコレピクドッターが登録されています。コレピク本体を起動しなくても、ドッターだけを起動することが出来ます(ネットワーク接続は必要です)。
アイテムファイルを選択して右クリックすると出てくるメニューに「編集データ復旧」という項目があります。 これが何をするかというと、あなたのパソコン上にあるアイテムファイルを削除します。
間違っても「削除」を実行してはいけません。サーバーからアイテムそのものが削除されてしまい、重複しているもう一方のアイテムもコレピクの世界に存在しないことになってしまいます(他のユーザーがそのアイテムを持っていても消えてしまいます)。こういう時こそ、「編集データ復旧」を使いましょう!削除したいアイテムファイルを選択して右クリックすると出てくるメニューから「編集データ復旧」を選びましょう。ただし、実行する前にどちらを削除すべきかよく確認しましょう。もし、知らないうちに増えていたとしたら、それはサーバーからダウンロードされたファイルである可能性があります。その場合、そのファイルはレイヤーが結合されてしまっています。「編集データ復旧」を行う前に、実際にアイテムファイルを開いて、レイヤー情報が無事なアイテムはどっちか確認しましょう。
アイテムを売ったり、家具として複製する分には確かにそれで十分です。
良い考えだと思います。 ただし自己責任で行ってください。あなたがパソコンにあまり詳しくないのであれば、詳しい人に頼んでください。
「ファイル」メニューの「環境設定」を選んで環境設定ダイアログを出します。
「表示」メニューを開き、「グリッド」項目の左にチェックが入っていない場合は、「グリッド」を選んでください。あるいはツールバー上の「グリッドボタン」でも切り替えられます。グリッドを表示するにはボタンが押された(へこんだ)状態にしてください。
ツールバーの「カスタムグリッド」ボタンを押して、出てくるメニューからグリッド単位を選んでください。
調べたいドットを右クリックしてください。パレットの選択色「ファーストカラー」が、そのドット位置の色に変わります。この機能を使えば、いちいちパレット上で色を選びなおさなくても、描画ウィンドウ内でペンの色を切り替えられます。
パレットの色の並び順はドラッグして入れ換えることが出来ます。このとき、普通にドラッグして入れ換えると、アイテム画像も色が入れ替わって見栄えが変わってしまいます。
パレットウィンドウのメニューから「グラデーション作成」を選ぶと、「ファーストカラー(左クリックで選択した色)」と「セカンドカラー(右クリックで選択した色)」の間の色を、段階的な混合色で置き換えます。「ファーストカラー」と「セカンドカラー」はどちらが先でも効果に違いはありません。
パレット読み込みダイアログの左下に「ピクセルを色にあわせる」というチェックボックスがあります。 このチェックの有無は、パレット読み込みで既存使用中の色を置き換える場合に重要になります。 「ピクセルを色にあわせる」にチェックされていると、使用中の色が置き換えられる場合、画像データの方は読み込み後のパレットから元の色に最も近い色に自動的に置き換えられるのです。 既存のアイテムの色違いアイテムを作ろうと思って、パレット読み込みで使用中の色を入れ換えたい場合、「ピクセルを色にあわせる」のチェックを外さないと、思った通りに置き換わってくれないということになります。 |
元の絵 |
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左のパレットで右を完全置き換えする場合 「ピクセルを色に合わせる」を・・・ |
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チェックする |
チェックしない |
単一の色をコピーしたい場合、コピーしたい色を左クリックで選択して、パレットメニューから「RGB値をコピー」を実行します。
パレットウィンドウのペン先の下のドロップダウンはタイルパターンのリストになっています
ペン先もタイルパターンも自作したものを使用することができます。
「色選択」ツールも「マジックワンド」も同じ色の部分を選択したいときに使用します。
「色選択」ツールや「マジックワンド」を使えば、全く同じでなくとも似た色をまとめて選択することができます。
ドッターに画像ファイルを取り込む場合、二段階の手順を踏む必要があります。
[2008/1/16]のアップデートによって、クリップボードにコピーした画像から直接パレットが読み込めるようになりました。画像をクリップボードにコピーした状態で、パレットメニューから「RGB値を貼り付け」→「複数色をファーストカラーから貼り付け」で出来ます。 ただし、この場合もパレット情報を持たない画像からは読み込めません。個人的には、パレットのどこに新しい色を配置するかを細かく指定できるので、従来どおり「パレット読み込み」を使うのがお勧めします。 |
キャラクターアニメーションなどでは、他のアイテムで使った素材を別のアイテムでも使いたい場合がよくあります。 そんな場合には、素材まるごと(レイヤー構成込みで)コピーができると大変便利です。
「カラー調節」・「ネガ」・「グレースケール」など、 アイテムの全体的な色合いを変更するコマンドは「画像」メニューと「全素材」メニューの両方に項目が存在します。 これらの項目だけでなく、基本的に「画像」 メニュー内の項目は、現在の素材で選択中のレイヤーのみを対象に適用されるものですが、一方「全素材」メニュー内の項目は全ての素材・全てのレイヤーに一括で適用されます。
プレビューではエフェクトの結果はフルカラーで表示されますが、実際にエフェクトを適用した時には、結果画像もパレットにある既存カラーのみで表現されます。
パレットに最低限の色しかない場合 |
あらかじめパレットに中間色を作っておいた場合 |
現在選択中の素材に含まれるすべてのレイヤー一括で処理するには、「編集」メニューの「全レイヤー選択」を使います。
残念ながら投稿済みのアイテムのサイズは変更できません。
自作の壁床アイテムで、背景を完全に隠して全面にわたって絵を描きたい場合は多いでしょう。